板室温泉(いたむろおんせん) (栃木県 那須温泉郷)

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古くから那須七湯の一つに数えられ、温泉の効能から「下野の薬湯」と呼ばれており、湯治の里として親しまれている板室温泉

板室温泉特有の入浴方法として綱の湯(つなのゆ)が知られる。

綱の湯は、持ち手となる綱を温泉小屋の梁に結わえて湯浴上に垂らし、湯治客はこれを握って腰以上の深度のある湯浴に浸かって湯治を行う。これが関節痛に効くとされ、初めは杖を必要とした湯治客も湯治の後には杖が不要となるほどに回復したと云い、これより板室温泉は杖いらずの湯(つえいらずのゆ)とも呼ばれるようになった。

湯治の後、杖が不要となるまでに回復した湯治客は、板室に鎮座する板室温泉神社(いたむろゆぜんじんじゃ)を参拝し、不要となった杖を置いていくのが慣習であった。
(参考:wiki)

下野薬湯と称される板室温泉は、数多い温泉地のなかでも特にすぐれた条件をそなえている所として、昭和46年に国民保養温泉地として指定されました。今でも湯治(とうじ)目的のお客様が多く、観光地化されていない素朴な風景が広がる貴重な温泉地です。源泉温度は摂氏38~45℃の身体にやさしいぬる湯です。
(参考:じゃらん)

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板室温泉の情報

温泉名 板室温泉
いたむろおんせん
泉質 単純温泉

アルカリ性単純温泉

液性 アルカリ性
透明

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