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今年は「暖冬との予報」ですが、那須高原にあるホテルサンバレー那須から望む那須連山は雪がうっすらと積もっています。さて、そのサンバレー那須の本館ロビーにちょっと大きい「お菓子の教会」がお目見えし、お泊りに来られたお客様たちを驚かせております。
8日の夜は、太陽の教会で地元・大田原市にある国際医療福祉大ハンドベル部員女子学生11人によるコンサートが開かれました。教会前ではイルミネーションが美しく照らし出され、お客様は、ひと足早いクリスマスを楽しんでおりました。
「お菓子の教会」はホテルの施設管理担当者が本体を板で作り、その上に6人のケーキ職人が先月末から、仕事の合間に10日ほどかけて作り上げました。1.3m×1.5mの敷地に十字架の先端までの高さ1mの教会が建っていますが、その壁と屋根は、板クッキーで貼っています。材料はバターと水あめ、はちみつと小麦粉を使い、焼く前の材料だけを約30kg使い、屋根などに積もっている雪は、70個ほどの卵白と粉糖15kgを練り込んで飾り付けました。地面もクッキーを粉々にいてまき散らしてあります。
ケーキの教会は一昨年にも作りましたが、今年は一回り大きい、見事なものになりました。ケーキ作り13年という男性職人(37)は、「壁や屋根の板を1枚1枚サイズ合わせるのに一番、苦労した」と話していました。ロビーで、チェックインを終えた子供さんが、「お菓子なの?」と言いながら近づいて見ていました。今月25日まで展示する予定です。
一方、「太陽の教会」では、ハンドベルコンサートが開かれ、おおぜいの家族連れなどのお客様が美しい音色を楽しんでおりました。同大ハンドベル部のコンサートは昨年3回、今年は8月に次いで2回目の開催で、ファンも増えております。学生たちは授業の合間に練習を積み、同大学附属病院や老人施設などでコンサートを開いております。この日は、1、2年の学生が、大小のベルを使い分けながら、「もろびとこぞりて」や「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」「きよしこの夜」などおなじみのクリスマスソング10曲を演奏、「ライオンキングメドレー」で締めくくりました。コンサートの後、子供たち向けにハンドベルのミニ体験会が開かれ、学生たちは、ベルの持ち方、音の出し方などを、やさしく教えておりました。
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