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ホテルサンバレー那須では9月23日、24日と「神話のふるさと」島根県西部の伝統芸能「石見神楽(いわみかぐら)」を上演しました。当地方では初めての上演だけに、ご覧いただいたお客さまも楽しまれておりました。当ホテルで開催中の「島根美味フェア」の関連イベントです。
オリエンタルガーデン中庭のプールサイドに特設された舞台では、島根県浜田市の西村社中と同県出身者でつくる東京社中の演者15人が、「黒塚」「恵比寿」「大蛇(おろち)」を、たっぷり1時間半にわたって熱演しました。
最初の「黒塚」。尾が9本ある狐が悪事を働く神話と言えば、那須地方では有名な「九尾の狐」ですが、「黒塚」はその演目です。那須野が原で、美しい女性に化けて人々をだまし、災いを起こしている狐を、追っ手の弓の名人、三浦介と上房介が成敗します。元々は1時間半もの長編ですが、この日は40分に縮めて熱演しました。次の「恵比寿」では、恵比寿さまが美保関で、舞を舞い、興に乗じて釣りを始め、見事に鯛(たい)を釣る様子をコミカルに演じました。最後は、おなじみの「大蛇(おろち)」。須佐之男尊(すさのおのみこと)が、八つの胴体のある大蛇を、酒を飲ませ、見事な太刀さばきで退治する「八岐(やまた)大蛇」の話ですが、この日は4体の大蛇が出演、鉦(かね)や太鼓、笛の音に合わせて火を噴きながら熱演、お客さまの喝采を受けました。スマホで動画撮影するお客さまも多くおり、「素晴らしいものを見せてもらった」と感激していました。
浜田市内には神楽を演ずる社中が60もあるそうです。公演後、西村社中代表日高均さん(63)は「ほかの県では伝統芸能を継ぐ人が少ないという話をよく聞きますが、島根県では、幼稚園から高校までに神楽遊び、神楽クラブなどたくさんあり、若い人たちが夜遅くまで、本当に楽しんでやっております」と、よそでは信じられないような話をしておりました。 -
こんにちは。日本列島を縦断した台風18号が過ぎ去りました。被害に遭われた方々にお見舞いと1日も早い復興を心からお祈りいたします。
さて、ホテルサンバレー那須の秋のイベントについてご紹介したいと思います。当ホテルで23、24日、島根県の「石見神楽(いわみかぐら)」の公演が開催されます。当ホテルでは現在、島根県西部の食材を、本館とフォレストヴィラの2か所のレストランで、バイキング料理を提供する「島根美味フェア」を開催しております。島根県は、人口10万人あたりの100歳以上の割合が日本一、美肌ランキングでは全国二番目という土地柄です。
今回のフェアの一環として、石見神楽の上演を企画しました。会場はオリエンタルガーデン中庭のプールサイドです。19日には特設ステージの設置作業が行われました。
「神話のふるさと」としても知られる島根県では、神楽の上演が盛んで、出雲神楽とならんで石見神楽が有名です。今回の那須公演では3演目を上演します。一つは、鯛(たい)を釣る恵比寿(えびす)様の様子を面白おかしく演ずる「恵比寿」。もう一つは、須佐之男尊(すさのおのみこと)が八つの胴体のある大蛇を退治する「大蛇(おろち)」。最後は、那須野が原で、美しい女性に化けて人々をだまし、災いを起こしている尾が9本もある狐を退治する「黒塚」。これは、「九尾の狐」伝説がある那須ゆかりの演目です。
上演は両日とも午後5時半からと午後8時からの2回で、200席限定です。ご宿泊以外の方でも税込1080円で観劇できます。ご来場をお待ち申し上げます。
なお「黒塚」上演の写真は石見観光振興協議会提供です。
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