那須温泉 ホテルサンバレー那須(ほてるさんばれーなす)(栃木県)

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  •  こんにちは。梅雨が明けたように急に暑くなりました。ホテルサンバレー那須がある那須高原も26日朝は、20度ほどと過ごしやすかったのですが、日中は気温が上昇しました。
     ところで、当ホテルの一角にあるサンバレー美術館では、陶芸の里・栃木県益子町で作陶している現代作家による作品展を定期的に入れ替えて展示しており、26日から、2人の作家の作品を展示しております。NPO法人益子陶芸家&芸術家協会代表である横尾聡さんと浅田恵美子さんご夫妻の作品約80点を並べております。2人は共に京都府出身で、益子町に築窯して40年になります。「益子町内とその周辺には約500軒の窯元がありますが、ここは、よそからの人たちを受け入れる自由な風土があり、益子で勉強しようとやって来る若い人も少なくありません」と、横尾さんは話します。
     2人の作品を見てみましょう。横尾さんの作品でまず目に入ったのが、直径40㎝ほどの魚文平鉢。鉢内側に魚の小さなタラの形の魚体が埋め込まれ、淵には金色を焼き付けてあります。「韓国では、タラは『子宝に恵まれる』といわれております」。素焼きから仕上げまでに3回焼いたそうです。黄土色の伊羅保楕円鉢や伊羅保蓋盛鉢は、高麗茶碗など朝鮮半島に由来する鉄分の強い素地で、木灰釉(ゆう)で黄色の微妙な色を配しています。陶芸家の日韓交流を重ね、5月にも韓国京畿道で交流展を開き、10月には益子でも開催するそうです。
     一方、浅田さんの作品で目を引くのが、長さ75㎝、幅18㎝ほどの細長い「色絵長皿」。直方体に固めた土を削ってくり抜き、素焼きした後で緑と赤色を付けてさらに焼いて仕上げたという作品です。他にも同じような文様の角鉢、小鉢などが展示してあります。
     魚文平鉢や色絵長皿は、出来上がった料理を盛り付けたら、とてもおいしく見えるだろうと思いました。白磁のマグカップやランプスタンド、コーヒーカップ、高さ60㎝ほどの花入れなども展示しています。「色彩を少し、夏向きを意識してみました」とふたり。作品は美術館1階で8月末まで展示、即売しております。どうぞ足を運んで見に来てください。

  • 梅雨のさなかですが、18日朝の那須高原は薄曇りで、午前9時の気温は16度でした。ホテルサンバレー那須では、冬の間、スタッフが丹精込めて手入れしてきたバラの花が咲き誇り、宿泊や日帰りでプールを利用されるお客さまの目を楽しませております。中には、この時期、花を見るために、毎年来られるお客さまもおります。
    高原の教会前、オランジェリー前、アクアヴィーナス入口などに約100種類のバラが、鉢植えや地植えされています。バラ栽培を手がけて約10年というスタッフによると、バラをきれいに咲かせるコツは「冬期間の肥培管理が基本」だと言います。「冬、木が眠っている間に肥料をたっぷりやることと、上手な剪定です」。春先、木が目覚め、地温が上がるにつれ、樹勢が増してきます。水遣り、病害虫防除薬の散布など、注意することが多くなります。「せっかく花芽をつけても葉が病気になってしまっては元も子もありません。予防がすべてなので、他のバラに感染しないようにしないといけません」。水遣りは花や葉にかけず、根元にかけることは「絶対だめ」とも言います。
     花の咲く時期は、温度によっても異なりますが、1~2週間。陽光がたっぷりの所を好むとのことです。そして花が終わったら、花びらをていねいに摘み取ります。「四季咲きの場合、40~60日後、また咲くようになります。香りは今の時期よりも秋の方が強くかんじられますよ」と話しています。

  •  皆さん、こんにちは。本日6月17日(日)に、地元のラジオ局CRT栃木放送の「カラオケのど自慢大会上半期予選会」がホテルサンバレー那須で開かれました。県内外から応募した初出場の人など16人(組)が自慢ののどを披露し、5人が予選を通過しました。
     CRTの人気番組で上半期、下半期に各5回の予選会があり、この日は上半期3回目の予選会でした。19歳の大学生から70歳代までの応募者は、持ち込んだカラオケCDをバッグミュージックにしてマイクを手に熱唱しました。カラオケが大好きで老人ホームなどにも慰問しているという男性(那須塩原市)は、「峠越え」(福田こうへい)を歌って見事予選を通過。埼玉県から参加した44歳の会社員の男性も「男の背中」(増位山太志郎)を歌い予選を通過、「歌詞の意味が理解できる年齢になった」といい、「実はインディーズ系からCDを出すことになっており、予選が通過できてとてもうれしい」と喜んでいました。
    参加者の中には、ボーリングが好きで、いつもダブルスで大会に出ているという那須塩原市の男女は「父娘坂」(秋湖太郎・西奈実栄)を、矢板市の女性は「ラジオで、私が歌う歌を母に聞かせたくて参加しました」と言い、「慕情」(中島みゆき)を、それぞれ感情たっぷりに歌いましたが、残念ながら予選通過はなりませんでした。
    審査した小野田みな子さんは「低音部の歌詞を、もう少しはっきり、心をこめて歌ってください」とアドバイスしていました。この日の様子は6月23日午後8時から放送される予定です。
    上半期第4回予選大会は7月21日、栃木県大田原市内で開催する予定です。定員先着25人で参加料は3000円。栃木放送では「カラオケを歌ってラジオに出演しませんか」とPRしています。問い合わせは同放送カラオケ大会係(☎028・622・1111)へ。

  • 10日の那須高原は、梅雨本番といった感じで、朝から細かい雨が降っております。そんな中、ホテルサンバレー那須の企画として「芭蕉ゆかりの地巡り」半日観光ツアーが行われました。JR東日本などによる大型観光キャンペーンが栃木県内で展開されていること、来年が、江戸時代の俳人松尾芭蕉が「奥の細道」紀行に出かけて330年に当たることから、企画しました。
    芭蕉が曾良ともに江戸を発ったのが元禄2(1689)年春。陰暦4月1日(陽暦5月19日)、日光に足を運び、東照宮、二荒山神社を参拝し、「あらたう(ふ)と青葉若葉の日の光」と詠んでいます。
    私たちのツアーでは、芭蕉が日光を後にして立ち寄った大田原市南金丸にある那須神社の前を通り、同市雲岩寺にある臨済宗の名刹「雲巌寺」を訪ねました。新緑の山門前に立つ女優吉永小百合さんのJRの観光ポスターで一躍、観光スポットになった地でもあり、多くの観光客が橋のたもとでカメラのシャッターを押しておりました。芭蕉は、「啄木(きつつき)も庵(いほ)は破らず夏木立」という即興句を残しました。
    芭蕉はこれより、那須町湯本のホテルに近い殺生石に向かうのですが、私たちはその前に、那須町芦野にある国の名勝「遊行柳」に足を運びました。観光ボランティアの大場宏雄さんにガイドしていただきました。謡曲「遊行柳」にもうたわれ、平安時代には歌人西行が訪れ、和歌を残しています。樹齢80年ほどの太い柳の老木が2本あり、その奥に神社の鳥居が見えます。芭蕉は「奥の細道」に、「田一枚植(うえ)て立(ち)去る遊かな」との句を残しました。
    遊行柳周辺では毎年6月上旬、全国俳句大会が開かれ、柳近くの水田では、馬による代かきと、早乙女姿の女性たちが手作業で田植えをするイベントが開かれており、今年も6月3日に行われました。ツアー参加の皆さんに、「一句作ってみては」と勧めたのですが、皆さんは遠慮してしまいました。このあと、近くにある那須歴史探訪館で、10日まで開催している企画展「芭蕉と那須町」を見学しました。
    最後に向かったのは、ホテル近くにある湯本の殺生石。「奥の細道」で「殺生石は温泉(いでゆ)の出(いづ)る山陰(やまかげ)にあり。石の毒気いまだほろびず」と表現しています。中国・アモイから参加した男性も、「これは温泉の臭いですね」と、硫化水素の臭いに驚いていました。東京都内から参加した男性は、「那須には何度か来ているけれど、今日のコースは初めて。これから鹿の湯(日帰り温泉)に入っていきます」。栃木県上三川町から母親と参加した20歳代の女性は、「小雨の中で初めて見た雲巌寺は、やはり最高でした」と満足そうでした。
    ホテルでは「芭蕉ゆかりの地巡り」ツアーを6月17日、24日、7月8日の日曜日にも行う予定です。問い合わせ、申し込みは予約センター(☎0287・76・3800)まで。

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