新甲子温泉 甲子高原フジヤホテル(しんかしおんせん かしこうげん ふじやほてる)(福島県)

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全778件 6~10
  • 【業務手順を見直さない日本企業】
    競合環境の厳しい今日にあって空港にあれだけ多くのレンタカー会社があることは少し不思議に思えます。繁忙期などにより値段は異なりますが、自分が使う3社の価格帯で言うと、高い方からジャパン、タイムズ、バジェットの順になります。レンタカーに求めるものは、価格、車の状態、貸出と返却のスムーズさで、印象で言うと車の新しさはタイムズ、ジャパン、バジェットの順です。貸出と返却のスムーズさはタイムズ、バジェット、ジャパンで、ロゴなどのビジュアル・アイデンティティが徹底されていることもあり総合的なブランドバリューが最も高いのはタイムズです。ジャパンは知名度も高く空港のカウンターにも人が配置されるフルサービスなのですが、総合点ではタイムズに遠く及びません。タイムズと他の2社の違いは人的生産性の差にあり、貸出の説明はスムーズで、領収書を予め発行しているので他の2社と異なり返却したその場でシャトルバスに乗ることができます。日本のサービス業を中心とした生産性の低さは、一日に数千回数万回と繰り返される業務手順を、意外なことに見直しせずに放置していることにあると思います。

  • 【ロジカルよりフィジカル】
    「韓国の態度はひどい。賢くない。」とのG7におけるトランプ氏の発言が報道されますが、一方で文在寅の行動は朝鮮半島統一という悲願で一貫しているようにも見えます。この歴史的転換点の評価を後世に委ねざるを得ないように、ビジネスを難解なものにしているのも時間軸の恣意性だと思います。マーケットは気まぐれでいつ成果が出るか分からないのに、短期的な結果を求める利害関係者のために、判断に時間軸を設定するから成功や失敗が偶然に支配されます。成功法則があるなら、それは許容されるリスクの範囲で成功するまでやり続けるしかないと思います。市場の評価など意に介さない自分なりの基準やこだわり、社会を変えたい使命感がないと継続的に取り組むことは難しく、多くの企業経営者はサイエンスよりアートを重視します。言い換えるとあれこれ考えて時間を費やすより直感に従い素早く行動する方が有利と考えていると思います。エキセントリックなまでのこだわりと行動力こそが生き残りの鍵かもしれません。考えるほど判断と行動は遅れ、億劫になります。企業も人もロジカルよりフィジカルで、まず動いて後から修正すべきなのでしょう。

  • 【華のない富士総合火力演習】
    昨日は富士総合火力演習に行きました。応募倍率30倍、駐車場付きチケットの倍率は100~200倍、御殿場駅前の駐車場は午前3時に満車、連絡バスは1時間待ちが当たり前との前評判に全く食指が動かなかったのですが、機会があり出かけました。事前情報ではアクセス方法は駐車場チケットに当たるか御殿場駅からの連絡バスかタクシーしかないとのことでしたが、3、4km離れると駐車場はいくらでもありますから自分の足で移動すれば混雑や待ち時間と無縁でロード練習にもなります。演習参加部隊2,400人、戦車・装甲車80両、火砲60門、航空機20機、実弾35トンによる国内最大の実弾射撃訓練だけに多少は期待をしたのですが、航空ショーとは違い華がありません。飛来したF2も上空3,000mの雲のなかを飛び去っただけで興ざめでした。演習展示地域から離れたスタンドから見てもユーチューブ映像とあまり変わらず、出不精で人混みが嫌いな自分などは仕事でもない限り行くことはないと思います。感心したのは富士山の形に空中で炸裂させる155mm榴弾砲の正確な射撃と、日米共同演習の様子を写した洗練されたプロモーション映像です。

  • 【静だけの休養は不自然】
    昨日は西岳(2,398m)にラブラドールと登りました。富士見高原ゴルフコースからスピードハイクなら標高差1,100mを1時間半で登れる最も近い八ヶ岳の山です。八ヶ岳縦走路最初の山ですがこのルートを使うハイカーは少なく、早朝の森に癒やされます。スピードハイクの魅力は動と静の両面を楽しめることだと思います。登りは目覚める前の森の空気を取り入れながら規則正しい呼吸で一歩一歩静かに登り、帰りは小さなステップでスピードを殺しながら駆け下ります。車の運転よりスピード感があり、脳と脚の筋肉を使う全身運動の爽快さはフローを感じることもある一種の集中瞑想で、疲れた脳をデフォルトに戻します。交感神経と副交感神経のバランスが大切なように静だけの休養は不自然で、体を動かすアクティブレストが体内に蓄積された疲労物質を排出します。下山道では初対面の妻のFB友達の方にラブラドールが目印になってお会いしました。トレイルランニングというマイナースポーツ故の親近感なのか、共通の趣味は初対面でも話が弾みます。レースの話題は定番で、この共通体験がシンパシーを感じさせます。

  • 【節度はあるけど規律はない】
    南アルプス縦走で標高3,000m級の山の上で過ごした今年の夏は暑かった印象が希薄です。オリンピック競技の開始時刻が懸念されるほど東京の暑さは異常で、明治時代の外国人が酷暑の東京から避暑地に逃れたように、この時期の東京を離れることは合理的だと思います。猛暑や冷房による体への負担を減らし、気分転換や転地効果、自然によるストレス緩和など、生活拠点を移すことで体は喜び生産性が高まります。東京一極集中による様々な弊害を緩和するためにも、酷暑と花粉症の時期に東京を離れて暮らすことは地方の流入人口を増やす点でも有益です。ラブラドールと長野県に来ました。朝夕は20度以下に気温が下がり一足先に秋の雰囲気です。晴れれば山に登ったり森を歩いたり、雨なら本を読んだり仕事をすることは理想の暮らし方で、運動は体に良く、心は静寂な時間を必要とします。目覚めた時間に起き出しおなかが空けば食事をし、家族の反対で食べられない玄米など好きなものを食べ、夜はろうそくの明かりを灯すと、高級リゾートに行くばかりが贅沢ではないと思います。節度はあるけど規律はないゆるい生活こそ生産的だと感じます。

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