新甲子温泉 甲子高原フジヤホテル(しんかしおんせん かしこうげん ふじやほてる)(福島県)

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  • 【楽しく、生き生き、第一人者】
    成功法則は信用しないのですが、一定のセオリーらしきものはあると思います。大阪なおみが日産自動車からGTRをもらったことは記憶に新しいですが、隣で写真に納まる日産の国内営業の最高責任者星野専務の生き様はセオリー通りです。経済学部で計量経済学を学び数字と戯れる仕事ができたら楽しいだろうなと日本債券信用銀行に入り、海外支店に勤務できれば生き生き働けると希望を出すも女性であることを理由に拒否され退職。マーケティングリサーチの第一人者になるべくフィリップ・コトラーに師事し、帰国後入社した社会調査研究所でやりたい仕事がなく書いた論文から日産の仕事を受け、日産本社でのプレゼンの後カルロス・ゴーンと2人で話したときに「Without you, we can't do marketing」と口説かれその場で転職を承諾したと言います。楽しく、生き生きと働き、第一人者を目指すことが今の時代のキャリア形成だと思います。

  • 【複業の効用】
    今週から日本工学院の後期授業が始まりました。変化する今の時代を伝えたいので自分も勉強をします。スポーツが種目によって使う筋肉が違うように、同じ部位ばかり使っていると脳も疲労します。コンサルタントの仕事は異なるクライアントのプロジェクトが同時並行するので飽きないのですが、それでも15年間立教大学で教えていた時間は良い息抜きでした。いまや趣味になりつつある旅館経営も含めれば3つの仕事をかけもちする環境は脳にとって快適です。副業解禁の流れが加速するのも、こうした脳の使い方が生産性を高めるアクティブレストになるとの認識が広がっているからだと思います。複業こそがシェアリングエコノミーの本丸であり、人手不足の解消にもなります。毎朝同じ場所に通勤して同じ仕事をするなんて考えられない、という意見が自分のまわりでは普通になりつつあります。

  • 【個人の生き様が経営の未来】
    世界有数の巨大カルデラや火山群により生きている地球の痕跡を間近に見ることができる阿蘇に来ると、経営と自然の融合を考えます。高度経済成長期の経営は無機的な物質中心の世界で人間的な感情の介入を許さなかったと思います。モノが以前ほど重要でない官能性、精神性、霊性の時代になると、人間が直感的に感じたことをフレームワーク化する経営の仕組みが必要になります。個人が自分の中で納得するまでコンセプトを磨き込むことが未来を提案する上で重要だと思います。市場を熱狂させるアップル製品も東洋的神秘に魅せられたスティーブ・ジョブスが媒介でした。ビジネスのアイデアは理論化、言語化された瞬間に無機物になり輝きを失います。突出したひらめきは少数からしか生まれず、合意形成は時代を変える狂気をかき消してしまいます。理想の世界に突き進む個人の生き様こそが経営の未来そのものだと思うのです。

  • 【自分のなかにいる爬虫類】
    昨日雨の阿蘇に来ました。月一度でもストレスの元である都会から離れる転地効果は大きいと思います。飛行機から眺める阿蘇連山の雄大で美しい草原とダイナミックな火口、市内を流れる美しい水流を見るだけで副交感神経が優位になりそうです。都市はノイズに満ち溢れ、人はお金、肩書き、ブランド品などの刹那的快楽で構成された世界を世界そのものだと信じて人生を過ごします。それらの多くは健康を害するライフスタイルや時間つぶしの有害な娯楽です。進化生物学の観点からみると、人間の短絡的な思考は何億年か前に人類が爬虫類から進化したときの脳の名残だと言われます。自分のなかにいる爬虫類が人生を価値あるものにすることの最大の敵なのかもしれません。

  • 【脳が勝手に書き換える】
    シリコンバレーの企業では採用面接時に失敗経験を聞かれると言います。サラリーマン時代から海外不動産投資など手痛い失敗は数知れず、あのとき売っていたら、あれさえ買っていなければ、という後悔ばかりのタラレバ人生です。しかし、脱サラしてからは失敗することがなくなりました。自分が失敗と認めなければすべての失敗は学習機会であり、ピンチはチャレンジ、いやな人間は反面教師と脳が勝手に書き換えてくれます。人に批判されても所詮は人生観が違うからと反省などしませんし落ち込むこともありません。チャレンジすることでしか経験できない景色を見た今だからそう思います。ギブアップさえしなければいつでも再起のチャンスがあると信じています。減点主義の組織風土が、時代に適応できる時間は限られている気がします。

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