新甲子温泉 甲子高原フジヤホテル(しんかしおんせん かしこうげん ふじやほてる)(福島県)

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  • 【自分は死なない】
    昨日は中学の同級生と会いました。同級生特有の感覚なのか、フェイスブックが関係を維持するためか、30年ぶりぐらいなのに時の隔たりを感じません。昔の友人に会うと当時の記憶が混在して自分の生きた時間感覚が曖昧になります。歳を重ねるほど歳をとる感覚が希薄になり、自分の年齢を客観的に捉えることができません。40代に入った頃はもう人生の半分を生きてしまったと衝撃を受けたものですが、それから10数年経つ今もまだ人生が半分残っていると思います。100歳を過ぎても数年先まで予定を入れていた日野原医師のように、人は心の奥底では自分は死なないと思っているのかもしれません。

  • 【気の交差する場所】
    昨日の朝はラブラドールと入れる駒沢公園近くのカフェに行きました。将来ビジョンを明確に語る友人と会うと元気をもらえます。旧来の企業組織に限界を感じるのは、会っていて元気を貰える人より、ネガティブな話で気分が滅入る人が多いことです。シェアリングエコノミーの最大の焦点は人の持つ力のシェアリングなのに、パッションを発散する人が少ない企業組織は相乗効果を力に変えることができずに、生気を奪われる場所になっています。リスクを取るからこそ追い詰められ、好きなことをするからこそ情熱的になれるはずです。「気」のようなうまく説明できない根源的なエネルギーを日本人は大切にしてきたはずですが、今の企業組織は「気」の交差する魅力的な場所ではなくなっていると思うのです。

  • 【成功事例の復讐】
    地方創生の動きが盛んですがどこも似た手法に見えます。答えを求める教育スタイルの影響なのか、欧米の模倣で成長した成功体験のためか日本人は成功事例が好きだと思います。偶然の連続に過ぎない他人の成功などほとんど参考にならないのに、成功事例を求め思考を放棄します。人の成功を羨望し、背景や環境の違いは考慮に入れず自分達も同じ方法で成功できると考えているので、多くの場合思いつきで運任せです。欧米は失敗事例にセオリーを探ろうと研究対象にしますが、手痛い目にあった太平洋戦争から日本は学びません。外資系企業にいたときに感じたのは再発防止を徹底する姿勢です。日本企業は「起きたことはしょうがない」と犯人探しにつながる原因究明を好まない印象があります。失敗に学ばず他人の成功に目を奪われ、そして儚い成功に酔い成功に復讐される愚を今も繰り返していると思います。

  • 【運動が全てを改善する】
    花粉症の最盛期を迎えますが、薬に頼り症状を抑えるのではなく、自分の体を適応させることで改善したいと思います。花粉症の発症メカニズムや治療法はある程度判明していますが、決定打となるものではありません。花粉症の原因は血行不良だとぼくは考えています。30年以上続いた花粉症が2017年に限っては全く症状が現れず、旅館のある阿武隈源流の広葉樹の森にいたことが理由と考えられますが、白河の街に頻繁に行くことを考えると説明がつきません。考えられる別の要因は運動による血行改善です。運動や温浴により血流が改善すると花粉症の症状が緩和します。心の病や生活習慣病、肩こり症状の大半ばかりでなく、花粉症さえ運動により改善するというのが仮説です。荒唐無稽と思われた考えが通説になるケースは医療の世界には多く、冬の間の運動不足を解消することで花粉症は改善すると思います。

  • 【PTからアドレスホッパーへ】
    2016年に会社を辞めたとき目指したのは多拠点居住の旅するような暮らしです。昨今はアドレスホッパーなる造語も生まれぼくの周りで実践する人も増えています。定住しない暮らしに関心を持ち始めたのは20年ほど前に究極の節税法として注目された生涯旅行者PTに関する本です。それがアメリカやフィリピンの不動産投資につながり、人生を回り道することになるのですが、昨今の風潮は全く異なる価値観によると思います。昔はリタイアしたらシンガポールやハワイでのんびり暮らすのが幸せな人生と思ったのですが、その考えが決して幸せになれないことを学習しました。かつての理想が働かない安楽なリタイアだったのに対して、今のトレンドは東京での住宅や通勤事情のオルタナティブです。この20年で働き方も住み方も選択肢が増え、幸せに対する解釈が洗練された今回のトレンドは広がっていくと思います。

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